これから音楽理論のレッスンを始めていきます。今回と次回の内容がこの講座で一番大切な部分になります。基礎的な内容ですがしっかりと把握して下さい。
まず、音楽にはどの曲にも必ず「外見・顔」と「骨組み」が存在します。
「外見・顔」にあたるのがメロディ(旋律)、「骨組み」にあたるのが和音進行とリズムです。骨組みは「柱」とも言えるでしょう。曲を構成する大事な柱が和音進行とリズムなのです。
さて、和音とは何でしょう?
和音は「同時に鳴っている2つ以上の音の総体」ですね。つまり何でもいいですから2つの音を一緒に出せば、それが和音です。
先程、和音進行が曲の柱となると書きましたが、ここでいう和音は2つでなく3つ以上の音の集まりである必要があります。
音が3つ以上同時に鳴る場合、その和音にはある特有の「性質」が生まれます。この性質こそが音楽を構成する最小単位の「分子」であると言えます。
例えば、明るい曲、寂しい曲・・・音楽にはそれぞれ特徴がありますが、この特徴を生み出しているのが和音進行なのです。(楽譜1〜8小節目参照) (注:実際のレッスンでは、このテキストのほかに楽譜が付いております。)
それでは和音についてもう少し詳しく見ていきましょう。
3つの音が同時に鳴る和音を「三和音」と呼びましょう。この三和音は大きく二種類に分類出来ます。「長和音」と「短和音」です。
長和音は「メジャーコード」とも呼びます。この長和音の特徴は、人の耳に心地よい明るい響きであると感じさせる和音、となります。
一方、短和音は「マイナーコード」とも呼びます。短和音の特徴は、人の耳にもの悲しい響きであると感じさせる和音であるということです。
簡単に言うと、長和音は明るい響き、短和音は悲しい響きを持つ和音となります。
今後、長和音を「メジャーコード」、短和音を「マイナーコード」と呼んでいきます。まずはこの言葉に慣れて下さい。
それではメジャーコードとマイナーコードについて、その構成を調べていきましょう。
(〜中略〜)
先程、和音は三つ以上集まって初めて性質を帯びるという内容を書きましたが、その理由はもうお分かり頂けると思います。音が二つだけの和音では、それがメジャーコードなのかマイナーコードなのか決められませんね。例えば「ド」と「ソ」の和音の場合、間に「ミ」が入ればメジャーコードになりますし、「ミ♭」が入ればマイナーコードになりますが、「ド」と「ソ」だけではどちらか分かりませんね。
楽譜を見て、メジャーコードとマイナーコードを確認して下さい。音楽を構成する和音はそれぞれ12個、合計24個あるわけですね。(楽譜参照)
これからのレッスンで目指す事は、これら24個の和音の使い方をマスターするという事になります。和音をどう繋げていけばいい曲が作れるのか・・・色々なルールがありますが、少しずつ説明していきますので、ついてきて下さいね。