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音楽理論通信講座は、音楽理論の核心的部分を本質的、直感的、そして視覚的に体得する事を意図した、実践重視の音楽理論講座です。
コード進行(和音進行)とそのカデンツを自由自在に操り、作曲、編曲の幅を大きく広げたい方に特にお勧めの講座です。既存の音楽理論に弊社独自の理論体系を融合させ、和音進行の仕組みを明瞭に理解できると同時に、あらゆるジャンルの音楽にも対応可能な作曲・編曲ノウハウをお伝えいたします。
ネット上では様々な無料の「音楽理論」講座を目にすることが出来ますが、その多くはある特定の場面・状況に限って役に立つ「理論」であったり、必要以上に難しい言葉で説明さているものであったりと、実用的、実践的とは程遠いものばかりです。弊社では、「理論」は小手先のテクニックとは分けて考えるべきで、どんな音楽・どんな場面でも一様に適用可能な本質的なもの、それが音楽理論であると考えております。と同時に、その理論が理論のための理論ではなく、実際の様々な音楽活動に役に立つ実践的な「ツール」である事も重要であると考えております。弊社の「音楽理論通信講座」でご提供する音楽理論は、この二点の条件を両方とも満たすものとして、特に作曲や編曲をされる方や、コード進行の仕組みを構造的、体系的に理解したい方に強くお勧めいたします。
当講座でご提供いたします音楽理論は、既存の音楽理論とは異なるアプローチによって音楽を捉えて分析したものですが、既存の音楽理論(いわゆる楽典)との整合性も確認しており、双方の理論が両立できる事を実証しております。従いまして、ある事象に対して既存の理論と弊社の理論のどちらを使っても同じ「正解」にたどり着きます。但しその速度は全く違います。弊社の理論のほうがはるかに速く、簡単に「正解」を導き出す事ができ、且つ同時に複数の正解を見出すことも可能です。様々な選択肢を短時間で頭の中に思い描くことができるため、即興演奏の際にも大変有効です。
既存の和音進行理論は和声理論とも呼ばれますが、元々はクラシック音楽のカデンツ(和音がトニックからトニックへ戻る進行の過程)の分析こそが主眼で、カデンツの変化をどうやって体系化するか、どうやって説明するか、という事のみが目的で作られた「後付け」の理論です。その理論を使って曲を作る、演奏をする事などは最初から意図されていません。たとえカデンツがどのようになっているかを完璧に理解できたとしても、自分が「無」からカデンツを作ることができなければ、作曲・編曲の実践には役立ちません。一方弊社の理論は、音楽の本質とは何かを考える事からスタートし、原理的な構造を解明することで全ての音楽を一様に捉えようとする、いわば「先付け」の理論です。何がカデンツを作り上げているのか、なぜカデンツに行き着くのか、それを理解することで、自分でも自由自在に独創的なカデンツを作り上げることや、既存のカデンツをアレンジしていくことが可能になるのです。カデンツは音楽のDNAとも呼べるのようなもので、そのカデンツを自由に操れる能力は、既存の音楽を自由に書き換えて新しい音楽を作るための強い武器になります。
弊社では楽譜製作事業で多くのお客様から採譜、編曲のご依頼をいただいておりますが、その作業の中で最も頼りにしているのは既存の音楽理論ではなく、弊社独自の音楽理論です。特に編曲に於いては欠かせない存在であり、実際に大変重宝しております。是非この考え方を多くの方にも知っていただき、実際に活用していただきたい、という思いが当講座を開設した最大の理由です。
大学、専門学校等で既存の和声理論、楽典を一通り学ばれた方は、弊社の理論と比較することで新たな視点を手に入れられる事でしょう。また、弊社講座のテキストは難しい言葉をなるべく使わずにわかりやすく解説しておりますので、既存の音楽理論を全く知らない方でもご受講可能です。
また、教材のみ (テキスト・参考譜面・コードテーブル) の販売も承っております。教材のみご購入される場合、通信添削やご質問への回答サービスは含まれませんが、教材購入後、代金の差額分をお支払いいただきますと通常の通信講座への切り替えも可能です。
Lesson 1からLesson 9まで、各Lessonごとに課題問題がございます。解答をメールでお送りいただき、合格ラインを超えますと次のLessonへお進みいただきます。合格ラインを超えない場合は再度問題にチャレンジしていただきますので、分からないままレッスンがどんどん進むという心配はございません。答案は通常1週間以内に添削いたします。
レッスンのペースはご自由に決められます。レッスンの中断や再開はいつでも可能です。また、レッスンの内容に関するご質問はメールにて承ります。通常3営業日以内にお答えいたします。
ご受講開始後の追加料金は一切ございません。ご受講期間は最長1年間です。
◆内容◆
Lesson 1:音楽の骨組み・柱 / 和音[長和音 (メジャーコード) ・短和音 (マイナーコード) ]
◇レッスン無料公開中◇
Lesson 2:調 [長調・短調] / ホームコード・アウェイコード
Lesson 3:4の和音・5の和音 / 基本和音セット
Lesson 4:音階
Lesson 5:平行調 / レギュラーコード
Lesson 6:同主調 / サブコード
◇レッスン無料公開中◇
Lesson 7:属調 / ドッペルドミナント
Lesson 8:下属調 / ドッペルサブドミナント
Lesson 9:トニック・ドミナント・サブドミナントとコードの「機能」
Lesson 10:コードテーブルを活用したコード進行及び転調分析
(内容、順序は若干、訂正・改編される場合がございます。)
◇通信講座QandA◇
◇受講生様の声◇
ご質問・お申し込みは通信講座 お問い合わせ・お申し込みフォームにて受け付けております。
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通常コース (添削付き) |
教材販売のみ (添削無し) |
通常お申し込み |
¥20,900 |
¥1,100 |
絶対音感養成通信講座との同時お申し込み
(ご卒業済み・ご受講中の方も含む) |
¥18,810 |
¥990 |
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絶対音感の世界へあなたも是非お越しを!CDまたはMP3ファイルを使ってご自宅で絶対音感を養成する通信講座です。
ご承知の通り、絶対音感は音楽と関わる上で必須の能力ではありません。一流の音楽家の中にも絶対音感を持たない人は多く存在しています。しかし、絶対音感は音楽の聞こえ方を大きく変え、音楽の本質的な部分をより直感的に理解するための強力なツールになります。特に採譜や作曲・編曲に於いて絶対音感は大変有効な能力となります。
実際の音楽活動の中で絶対音感を運用するためには、調性感・音程感覚 (相対音感) ・楽譜の初見能力・リズム感・和音分解能力・速い音の移動への反応能力なども身につけておく必要があります。これらの能力や知識は「音楽センス」としてお互いに関係を持ちながら音楽活動の中で重要な働きをします。当講座では、絶対音感の養成を含めた総合的な音楽センスの向上を目指します。調性感・リズム感や相対音感など音楽センスを高める様々な側面の補強も同時に行い、音楽を体系的に、直感的に掴めるようになることを大きな目標と定めております。
当講座の究極の目的は、単に絶対音感を養成することだけではなく、その先にある、音楽の真の理解です。絶対音感は採譜や作曲・編曲を意のままに行うために大変有効な能力です。絶対音感を培い、それを活用することで、音楽の真の姿を容易に把握できるようになります。
大人になってからの絶対音感養成には、ご受講生の努力も勿論必要ですが、講座提供側のサポート・バックアップも大切です。当講座では、絶対音感養成のプログラムに取り組んで頂く際、それぞれのプログラムの目的と到達目標、各コースの目標達成の可能性を常に把握できるようにし、また必要に応じて個別の的確なアドバイスを行い、安心してトレーニングに取り組めるよう様々な形でバックアップいたします。
ヴォーカルやベースなど単音の100%の聴音・採譜が可能なレベルの絶対音感の養成を主とし、音の分解能強化・和音構成音識別能力の養成・調性感覚の習得・カデンツの感覚的な体得を目指します。
実際の音楽の中で有効となる絶対音感は、単に音を個別に繰り返し聞くだけのトレーニングでは得られません。音楽は「調」という枠組みのなかでメロディ・コード・ベース
(+リズム) が動いてます。この動き方を感覚的に把握するために、全ての長音階 (メジャースケール) ・短音階 (マイナースケール) ・3和音によるカデンツを繰り返し聞き、調性感を身につけるトレーニングをご提供いたします。
1オクターブの中には「ド」から「ド#」・「レ」・・・「シ」まで合計12個の音がありますが、調性感を持つことで1オクターブの中の音を「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」
(ハ長調の場合) の7つのレギュラーグループと、その他のサブグループに分けることができます。
レギュラーグループとサブグループの区別はその曲の調によって決定されます。この決定は自然に直感的に行われます。調性感を持つことによって、聞き取ろうとする音の音名が、レギュラーグループ・サブグループのどちらの音であるのかを、その時のコード進行等の調性感に伴う情報を元に予測することができるようになります。
つまり、1オクターブ内の12個の音を対等に扱うのではなく、音の重要度・頻出可能性の大小によってレギュラーとサブに分けてしまうのです。これによって聴音に於ける脳の負担は軽減され、更に和音進行の仕組み
(カデンツ) を覚えてしまえば、それほど高度な絶対音感を持たなくても、聞こえる単音や和音、調を推定することができてしまうのです。実践に有効と成り得る絶対音感の習得は、調性感の習得と表裏一体を成しております。
このほか、音程感覚 (相対音感) ・リズム感・楽譜初見能力・和音分解能力・速い音の移動への反応能力なども絶対音感の養成と共に徐々に向上させていき、総合的な音楽センスのベースアップを図ります。
また、基礎コース後期課程では、単音の聴音トレーニングに加え、3和音の聴音トレーニングも行います。
和音の各構成音を判断する際は、状況に応じて相対音感と絶対音感を使い分けます。度数の近い不協和音 (例えば「ド」と「ド♯」の音が含まれる和音)
の場合、絶対音感による各構成音の抽出・音名判断は非常に難しくなります (上級コースで扱います) 。この場合は一般的には不協の度合い (音の濁り具合)
を判断することで音名を捉えます。
一方、協和和音の音名判断は、二つの方法がございます。一つは和音の各構成音を、他の音との音程や協和内容に頼ること無く聴き取り判断するというものです。これは高度な絶対音感が必要となります。
(上級コースで扱います) 。
もう一つは、和音全体の響きから構成音を推測していくという方法です。基礎コースではこの方法による3和音のコード判別を目指します。和音の全体としての響きを構成音の組み合わせごとに記憶することで、和音が一つの音の塊として聞こえても和音の「耳コピー」が可能となります。
例えば私達は「木」を見ればそれが「木」であると認識できます。それはなぜでしょうか。幹があって、そこから枝が伸び、その先に葉が付いている、そのような全体像を「木」として認識しているわけです。遠くから「木」を見れば、その木の真ん中に幹があることは、たとえ見えなくても予想できます。そして地面の下には根が生えている事も、見なくても当然そうであると認識できます。和音全体の響きで理解するとはまさにそのような事です。和音全体の響きを覚えることで、その和音の中の固有の音一つ一つが聞き取れなくても、何の音で構成されているか推測できるということです。
しかしそのレベルで止まっている限り、高度な絶対音感は身につけられません。基礎コースの後期課程では、三和音を一つの塊ではなく、その構成音を独立して聞き分ける為のトレーニングを集中的に取り入れ、上級コースへの進級を目指します。
絶対音感の養成には適性がございます。残念ながら絶対音感は努力すれば誰でも身につくというものではございません。その適性があるかないかはトレーニングを始めてみないと分かりません。そのため、基礎コースではトレーニングの過程で適性の有無を丁寧にチェックしていきます。
基礎コース前期課程の受講期間内に既定の目標ラインに到達できなかった場合は、後期課程へはお進みいただけません。この場合、手数料¥1,000を差し引いたご受講料全額
(前期分) をご返金いたします。
また、基礎コース後期課程受講期間内に規定の目標ラインに到達できなかった場合は、上級コースへはお進みいただけません。この場合、手数料¥1,000を差し引いたご受講料全額
(後期分) をご返金いたします。
教材は音源教材としてオーディオCD1枚を郵送またはまたはMP3ファイル(約100MB) を「データ便」でお送りし、テキスト・楽譜をEメール添付でお送りいたします。ご受講開始後の追加料金は一切ございません。ご受講期間は前期最長1年間、後期最長1年間の合計最長2年間です。
複雑な和音や非常に速いテンポで変化していく音にも対応可能な、高水準な絶対音感・音の分解能の養成と、絶対音感を活用した実践的な採譜技術の習得を目指します。
自分が聞きたい音以外の音を意識から外して必要な音のみを聞き取る取る訓練などを通じて、和音を一つの塊の音としてではなくその構成音の一つ一つが明確に識別された状態で捉えられる高度な絶対音感を身に付けます。更に「転回形」による響きの変化を覚え、オンコードへの対応を図ります。
また、毎月1回、計5回の採譜添削により実践的な採譜技術の習得と、その過程による絶対音感の更なる向上を図ります。正確な採譜を行うために必要となるアプローチを体で覚えていただきます。課題内容はご受講生様それぞれの所有楽器や演奏可能楽器、お好きな楽曲のジャンル等によって決めさせていただいておりますが、多くの方が苦手とされる分野を重点的に出題いたします。
絶対音感は、採譜という実践の場で更に鍛えられます。あらゆる楽曲にも対応可能な正確な採譜には絶対音感が欠かせませんが、その絶対音感を活用するための様々なテクニックも求められます。このテクニックを覚えれば採譜の精度が上がり、また採譜のスピードも上がります。採譜のスピードが上がれば、採譜という実戦経験を短時間で積み上げられます。絶対音感は、採譜の場数を踏む事で更に向上していきます。
当コースは基礎コースを卒業された方を対象といたしております。ご受講開始は4月または10月です。 教材は音源教材としてオーディオCD1枚を郵送またはまたはMP3ファイル(約100MB)
を「データ便」でお送りし、テキスト・楽譜をEメール添付でお送りいたします。ご受講期間は最長半年間です。
◇通信講座QandA◇
◇受講生様の声◇
ご質問・お申し込みは通信講座 お問い合わせ・お申し込みフォームにて受け付けております。
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基礎コース |
上級コース |
前期 |
後期 |
通常お申し込み |
¥3,300 |
¥6,600 |
¥88,000 |
音楽理論通信講座との同時お申し込み
(ご卒業済み・ご受講中の方も含む) |
¥2,970 |
¥5,940 |
¥79,200 |
送料 (CD版) |
¥370 |
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