お客様より多くいただくご質問をまとめました。ご不明な点がございましたら通信講座 お問い合わせ・お申し込みフォーム、メールでお気軽にお尋ねください。
[ 音楽理論通信講座 ]
練習問題の回答はメールで送るのですか?
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はい、添削問題の解答はメールでお送りいただきます。通常1週間以内に添削いたします。 |
ホームページに掲載されている受講料は月額ですか?
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音楽理論通信講座・絶対音感養成通信講座ともに、当サイトに掲載の受講料で各コースを最終課程までご受講になれます。入会金・教材費等の追加料金はございません。 |
[ 絶対音感養成通信講座 ]
絶対音感は大人になってからでも本当に身に付くのですか?
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絶対音感のトレーニングは語学と似ている面がございます。
「絶対音感は幼年期を過ぎてからでは身に付けることができない」という説は、語学に例えれば「外国語は大人になってからではネイティブスピーカー (母国語話者)
同様にはなれない」ということになります。確かに大人になってからどんなに熱心に外国語を勉強しても、発音・語彙・文法・聞き取り等あらゆる面で完全なネイティブにはなれないでしょう。しかし努力を積み重ねれば、日常会話やビジネスで有効な程度の能力は身に付けられます。
それと同じように、絶対音感についても正しい方法で継続的に訓練をすれば、大人になってからでも作曲や編曲、アドリブ演奏等に充分に役立つレベルの絶対音感を身に付けることは可能です。 |
この講座を受ければ必ず絶対音感が身につきますか?
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絶対音感の養成には適性に大きな個人差がございます。こちらも全力でレッスンをご提供いたしますが、絶対音感は誰もが身につくものではなく、当講座の内容をしっかりと履行しても成果が得られない方もいらっしゃいます。その為、基礎コースではカリキュラムの中に幾つかのチェックポイントを設け、またメール等でのやりとりの中で随時適性判断を行い、残念ながら当講座での絶対音感養成の適性が無いと判断した場合、ご受講を解約させていただき、手数料一千円を差し引いたご受講料全額をお返しいたします。
2024年12月現在、基礎コースご受講生の受講解約率は5%未満です。また、平均のご受講期間は基礎コースの場合、前期・後期合計で6ヶ月から1年半となっております。ご受講期間は前期・後期それぞれ最長1年間、合計2年間とさせて頂いており、ご受講期間終了後の再度のお申し込みは原則不可とさせていただいております。 |
この講座で絶対音感以外にも何か得られるものはありますか?
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当講座では、絶対音感を養成するだけではなく、調性感・音程感覚 (相対音感) ・リズム感・楽譜初見能力・和音分解能力等も向上させ、音楽センスの全面的な向上を図っております。また、発声のトレーニングも含まれておりますので、正しい音程で発声する能力も付随的に身に付けられます。
また、絶対音感を身に付ける最大のメリットは、和音進行等の音楽理論を直感的に体得できることです。それがまた絶対音感の活用を支えてくれるようにもなっていきます。
(絶対音感と採譜の関係につきましては「弊社の採譜理念」のページでも説明いたしております。) |
通勤 (通学) 時間や車の中でもレッスンが受けられますか?
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教材のCD/MP3は聴き流すだけでは効果は期待できず、楽譜を見ながら集中して取り組むことが大切です。このため、周囲の音が多く集中することが困難と考えられる車内では効果が期待できません。 |
今まで音楽経験がほとんどありませんが、それでも大丈夫ですか?
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過去の音楽経験は絶対音感養成の適性とは全く関係がございません。絶対音感を身に付けたいという強い意志があり、毎日 (または一日おきに) 最低30分~1時間、レッスンに費やすことが出来ることが、当講座による絶対音感習得の最低条件となります。 |
一度絶対音感が身に付いたらその後は一生身に付いたままですか?
基礎コース 前期課程を終了されれば (=単音を聞き取る絶対音感を身に付けられれば) 、その後全く音楽を聞かない生活を続けない限り、耳に入るあらゆる音を聞き取ることで絶対音感の維持が可能です。つまり日常生活の中に音楽がある限り、当講座のトレーニングを行わなくても絶対音感は消えることはないと思われます。 |
絶対音感を身につけると移調楽器の楽譜が読めなくなりますか?
絶対音感を身につけますと、譜面上の音符は、その音名だけでなく実際の音そのものと強くリンクされるため、いわゆる「移調ド」での譜読みは根本的に不可能になります。
絶対音感保有者とそうでない方の譜面の読み方は大きく異なっております。絶対音感保有者の多くは譜読みが大変得意で、初見の楽譜でもすぐに楽器で演奏することができます。その理由は、絶対音感保有者は楽譜の音符が「音」そのもののように認識できているためです。楽譜を見ると、楽器で音を出す前から頭の中でその音符の音が「鳴り」、更に楽器の鍵盤やポジションが音名に加えて「音」そのものと関連付けられているため、頭で鳴っている音をいわばお手本のようにして、その音をダイレクトに楽器で再現できます。一つ一つの単語を頭の中で読み上げ、音読するのであればそのまま発声する、という普段私達が文章を読む時のプロセスに大変良く似ているのです。
一方、絶対音感を持たない方の多くは、楽譜の音符は「記号」として捉え、その記号から「音名 (ドレミ・・・)」を読み、その「音名」に対応する鍵盤やポジションを楽器で鳴らし、そこで初めて楽譜の音符が実際の「音」に変換されます。つまり、音符が音そのものを閉じ込めた「音源」のようになっているか、それとも「記号」としての役割を果たすのかの違いです。
絶対音感保有者は、楽譜上の音符をその「音名 (ドレミ・・・)」で読むと「同時に」、その実際の「音」が頭の中で鳴ります。そしてその「音」に対応する鍵盤やポジションを楽器で鳴らし、そこで頭の中で鳴っている音が、実際に楽器から鳴る音と同一であることを確認します。ライブに例えれば頭の中にモニタースピーカーがあるような感覚です。
このように、絶対音感保有者とそうでない方は譜面の読み方が大きく異なっているため、一度絶対音感が身についてしまいますと、二度と元の読み方には戻れません。音符は常に「音」そのものになってしまうのです。日本語の「あいうえお」の音を忘れることが不可能であると同様に、音名と絶対的にリンクされた音符の音を消すことは不可能なのです。
話を「移調ド」に戻しますと、「移調ド」は相対音感で譜面を読む方法です。絶対音感保有者ももちろん相対音感を持っています。ただ絶対音感の方が相対音感よりも強く作用するため、「移調ド」は根本的に不可能になります。
移調楽器の譜面は「移調ド」ではございませんが、実際上「移調ド」と同様、譜面の音符は実音とは異なる高さの音と結び付けられています。
クラリネット・サックス・トランペット・ホルンなどは移調楽器のため、その譜面はピアノやフルートなどの実音楽器とは違う調で書かれます。 (ギターやベース、ピッコロなども厳密にはオクターブ違いの移調楽器ですが、これは実音譜と同一の調・音名になりますのでここでは無視いたします)
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移調楽器の譜面は、ある訓練をすることで絶対音感保有者でも対処可能になります。この訓練方法につきましては、レッスンの中で必要に応じて詳しくご説明いたします。 |
絶対音感があると不便になることはありますか?
絶対音感に不便さを感じるかどうかは人それぞれで、その方の絶対音感の程度や環境によって異なります。
ただ、上の質問にあります通り、絶対音感を身につけますと「移動ド」で楽譜を読むことはできなくなります。従いまして移調楽器を演奏される方は、上の項目で述べた対処方法に取り組まない限り、移調楽器の楽譜を読むスピードや精度は著しく落ちてしまいますし、頭の中で鳴っている音と実際に楽器から鳴る音が常に違っているのは相当なストレスになり、場合によっては手が止まってしまい演奏が出来なくなってしまう事もあります。
また、日常生活のあらゆる音が音名で聞こえてしまう事に多少の不便を感じる人もいます。例えば読書など何かに集中したいときに少しでも周囲でBGMが鳴っていると、無意識にその楽曲の音を拾ってしまい、その音の「言葉」が邪魔をして集中力が削がれることもあります。他にも、音楽が直感的に理解できるが故に、音楽との接し方に絶対音感を持たない方と大きな違いがあると感じたり、純粋に音楽を楽しむという意味では絶対音感が邪魔に感じることもあります。 |
小学生に受講させたいのですが可能でしょうか?
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当講座は大人になってからの絶対音感養成に特化しており、原則として18歳未満の方はご受講いただけません。 |
海外に住んでいますが受講可能でしょうか?
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はい、ご受講可能です。但し、CD教材をお選びの場合は恐れ入りますが音源教材発送の国際送料・手数料と致しまして、一律¥1,100(税込)を頂戴いたします。 |
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